木版画コース

木版画は彫刻によって彫り込みが施された版型を使用する技法であり、最も古い印刷法です。

木版画（シログラフ）という名称はギリシア語の「シロン（木）」と「グラフェイム（書く）」という言葉に由来します。

複製と印刷の技術としては最も古く歴史のあるものの一つであり、中でも木板に彫刻を施すという版型の制作が容易なものでもあります。

木板へのデザインは彫り込みによって行います。丸ノミによって彫り込まれる部分は、印刷時に白色のままとなり、一方で浮き出された部分は黒色になります。インクが塗られた版型の上に紙を置き、圧力をかけることで、彫り込まれた像が紙に印刷されます。